国内中波がFMに移行するから真空管中波ラジオは必要ないとお考えの方。中波国内放送が無くなってもこの電波は宇宙が有る限り残ります。外国から送信されてる北京放送や韓国等の日本語放送や海外からの中波放送が混信なく今までより良く聞こえるます。なお、NHKの放送はそのままです。遠方まで届く電波の性質上、災害時などに公共放送の任務を果たすため停波はしません。結局、中波真空管ラジオの人気と国内放送FM移行とは全然関係がありません。歴史ある真空管ラジオを本当に愛する方は国内放送でも海外放送でも決して拘らないでしょう。年代物珍品ナショナル真空管ラジオ　電気回路は点検清掃調整しました。色はディープダークグリーン。キャビネットは艶がありまわりのものが反射してます。パイロット豆球配線はゴム含有コードのためゴムが硬化しボロボロで裸線になっているので大変危険で交換。この頃のナショナルのほぼ全ての機種で見られる。他社のものは大丈夫だ。バリコンは洗浄後、固定ゴムと糸新品に交換。糸バネのテンション良好で空回りなし。漏洩コンデンサは新品に交換。アンテナ線交換。ボリュームは、ガリなく絞り込み大変良好。出力トランスは断線なく綺麗です。ハム音無くよくなってます。昭和29年発売オールネットの右半分を大きな角形ダイアルが占めた極めて斬新なデザインに驚きます。中央ダイアル指針カバーの裏に豆球があるが、間接照明の目的で正面に直接光が漏れないように塗装された大変手の込んだ仕掛けがされている。パネルの柔らかい灯火を見ていると心休まり、真空管ラジオの柔らかい音源が更に心を休ませてくれます。パネルとケースに欠けやヒビはありませんが長年の疲労で自然の色褪せや小傷はみられますので特に神経質な方はご購入はお控え下さい。ほぼ破れのない回路図は天板の裏に添付あり。ご不明な点はどんな事でもお問い合わせ下さい。プロフィールもお読み下さい。ビンテージ